

































亀戸天神から立石までの散歩のあとのしめくくりは
白熱灯のあかりがもれる隠れ家風イタリアンと洒落込みました。
阿佐ヶ谷のこっち側の飲食店へあまり来たことがなかったです。
いつもつい『ナマステヒマール』へ行ってしまうので。。
外観からもそのよさげな雰囲気がよくわかります。
店内は広くもなく狭くもなくでちょうど落ち着く一般市民です。
このころ、熱心に『ムツゴロウさん本』を読んでいたので
とにかく『トリュフが食べたい』と口がすっぱくなるほど言っていました。
世界のムツゴロウはイタリアまで白トリュフを食べにでかけ、
取ってはいけない時期だったけれど山のオーナーがわざわざ日本から来たんだしと
オレんちの食べなと犬をつれ採れたてほやほやの白トリュフの塊をスライススライス、
スパゲッティの上にこれでもかとかけては一気に口に放り込む垂涎の描写にやられ、
ここに至ったわけです。
白トリュフなんて食べる機会が死ぬまでにあるのかは謎ですが。
阿佐ヶ谷のイタリアン『ガッターロ (Gattaro)』
ほんっっっっとうにおいしかった!!
なんで今まで来なかったんだろうか。
ひとくち食べては頬が緩んでこの世のしあわせを噛みしめましたよ。
ああいう時間は一瞬だからな。
おいしい料理に出会ったらそのために生きてきたんだと思えばいい。
それくらいの出来事のような気がしてきたのは歳のせいでしょうか。
とっぴんぱらりのぷう。