なんとオールボーから車で1時間半、
駅で降りてから徒歩で一時間半の場所にある
田舎の美術館で数日を過ごしたあの!
キュウリ丸かじりクリスティーナと再開です!
なんだか出会った人と再び会えるっていいですね。
その場限りのさよならが多い旅行での最中に
こうして待ち合わせができる喜び。
そう、クリスティーナはコペンハーゲンに住んでいるので
私たちがちょっと立ち寄ることになった時に
「じゃあ孫の家に遊びに行ってみたら?」ということに。
なぜ本人じゃなくて孫なのかは詳しくは次回なのですが、
最初は孫、じゃあなくて
クリスティーナの娘さんが待ち合わせ場所に来てくれる予定でした。
初対面の人に街案内させる背徳的な緊張感で
竜でも住んでいそうな教会で待っていたのですが、
そこに現れたのはまさかのクリスティーナで
「わー!ひさしぶりー!」となったのでした。
たぶん娘さんが「初対面の日本人と待ち合わせ」を断ったのでしょう。
クリスティーナはクリスティーナで、
愛する孫に会いに行くよい口実とばかりに
私たちを運河や高級住宅街へ連れ出し、
コペンハーゲンという街の細部を案内してくれました。
なんだかとてものどかで素敵な場所。
一家に一台あるだろうと思われる数の船やボート。
いいなー、このまま今日は沖に出て釣りしちゃおうぜとかならないのかな、と
釣り好きの妄想は弾ける海の香り。
高級住宅街へ入ると、途端に土壁や瓦屋根の姿はなくなり、
これは確かにお高そうな建物と、
セレブが散歩してそうな整備された道。
で、ベランダはやっぱり孤立して飛び出している。
日本のように隣の部屋と地続きで
壁で仕切るようなベランダ物件がない不思議。
そんな壁一枚でお隣と!?って感覚なのかしら。
確かに大昔、隣の人にベランダ越しに下着盗まれたっけ、と
いらんこと思い出したりしました。
そんなくっきり分かれたベランダが特徴の
デンマーク集合住宅ですが、
さらにリッチになると透け感が加わります。
これは日本のセレブ住宅あるなるな気もします。
でも日本の場合、一見外からは全く見えないコンクリの壁で、
庭側に行くとガラス張りスケスケ建築が多いですよね。
完全にプライバシーが保たれた状態で
スッケスケ。
お風呂とかが特にわかりやすくスッケスケ。
娘さんが年頃になったら嫌がるぞってくらい
水回りほんとスッケスケ。
それがデンマークではベランダから窓から全てがスッケスケ。
カーテン閉める文化は?
めっちゃ室内の家具、配置、あなたのお好きな絵画、
丸見えなんですけど!状態。
うかつにボロい家着でうろうろできないな〜なんて考えたけれど、
うかつに着るだろう部屋着もあの方達はブランド物なのだろう。
次回、
地上最後の都会の楽園、
クリスティーナとクリスチャニア編!です!
治安のとてもいい国の無法地帯っていう矛盾がいいですよね。
もちろんルールは厳格で
いろいろ自由だけど、
人を傷つけるのはダメ、絶対。な
とてもピースフルな場所なのです。
お楽しみに〜!