池波正太郎は美食家なんでしょうが、贅沢をするばかりではありません。
ああ、それをそう食べちゃう?いいね〜やってみたいね〜ってのが結構あります。
あ、鬼平犯科帳の人です。
「やや厚めに切った食パンに、たっぷりとサラダ(※ポテトサラダのこと)をはさみこんで作ったサンドイッチと、ビールの小びんを一本、夜ふけの腹ごしらえにしていた」とか、いいじゃあないですか。挟むポテトサラダもまた重要ですが。
そのポテトサラダは神田淡路町二丁目『松栄亭 (ショウエイテイ)』さんのものだそうで、ぜひ行ってみたいものです。創業は1907年(明治40年)という100年越えを果たしている老舗。
あとはまた正太郎さんおすすめのとんかつ 目黒「とんき」にも行ってみたいです。
ああもうすっかり白瓜のサンドイッチから話がそれまくりまくってます。
これもほんとうに美味しかった!
なんて夏らしい味なんでしょうって感動しました。
パリパリ食感の白瓜は主張しないけれど涼しさを残す味で、それがこってりたっぷり塗ったバターとまたよく合う。
そうコツはパリパリになるまで水分をよ〜く絞った白瓜を乗せることと、マーガリンではなくバターを、もうそれはそれは惜しみなくたっぷりぽってり塗りましょう。
無塩バターでってかいてあるレシピが通常ですが、我が家は有塩バターでしたので白瓜の塩を少なめにしてほぼ白瓜味だけにしたところ、これがほんと絶妙においしいサンドイッチに仕上がりました。
パンもちょっとだけ高くておいしいものにすると更に味がぐっと良くなります。
素材は『手ぬきイボ丼』と一緒で、もともと安いものの中でもちょっといいものを買うことが
すべて味をおいしくするコツと言えば、、、ていうか最大のコツでしょう。
朝に白瓜サンドイッチを食べるとなんだか1日サワヤカ元気に過ごせ、オススメです。
(私個人の感想です)